stack of memories

旅の記録.頭の中の積み重なる記憶,できるだけ早く取り出しておきたいものです.

12/9 トマソンをさがす

プロローグ

トマソン」を聞いたことがあるだろうか。
Wikipediaによると

超芸術トマソン(ちょうげいじゅつトマソン)とは、赤瀬川原平らの発見による芸術上の概念。不動産に付属し、まるで展示するかのように美しく保存されている無用の長物。

とされている。
トマソンの語源は巨人軍の元選手ゲーリー・トマソンから来ているらしい。
その理由はなかなか不名誉なものである。
興味ある方はWikipediaからどうぞ。
トマソン - Wikipedia

最近私は路上観察学というものに興味を持ち出している。
トマソン路上観察学の分野に含まれ・・・いやよくわからないなー。
そもそもトマソンの定義もなんだか曖昧だしな。
でも観察者がいて初めてトマソンになるらしい。
てことは自分がトマソンだと思えばトマソンなのか・・・。
まあその辺は本で学ぶとして、今回は無用の長物トマソンを探しに行く。

あと本ブログの数少ない読者より、「字が多すぎて腹が立つ」という腹の立つコメントを頂いた。
今回は写真多め字少なめで提供いたします。

本文

今回も自転車で行くことに。
まずは府中方面へ進む。

飛田給。本日も晴天なり。

というか自転車乗りながら探すのはなかなか難しい。
どうしても自転車を運転することに集中してしまう。


と思ったら早速変なものを見つけた。
家屋の屋根をサンタのおやじがバイクで乗り回している。
しかし、これは、、、トマソンじゃないな・・・。


府中市内の緑道を進む。


高層マンションを背景に据える畑。


畑。これはなんだ、麦か?

というか無用の長物が見つからない・・・。
もういっそ世の中無用なものなんてありませんでした、めでたし。
でいんじゃないか。


これは。
いやただの芸術だな。


高台にのぼる。




鉄塔。
只見幹線というらしい。
調べてみるとあの福島の只見から続いているらしい。
すごいなおい。
只見幹線 - Google 検索


あれはなんだ、水道かなんかの、んまあなんかだ。
おそらく無駄なものではない。


Uがひっくり返った雲。


区画整理されてできた畑。
本当は家を建てる予定だったのではないだろうか。


小川。


これは、きたか!
が、しょぼいなおい。
何を守っているのかわからない、何か守るにしても中途半端。
とりあえず独断と偏見によりトマソン1つめ。



多摩川に出た。

多摩川を少し上って、残堀川という小さな川に入る。


川を上っていったらなんだかすごい構造物が。
残堀川はここで90度角度を変えている。


地面から生えている予告灯。


トマソン見つからないなー。
というか徒歩で探すべきだな。


と思ったら廃道きたーーーー!↓


場所は昭和記念公園ちかく。
つい最近新しい道ができたようだ。
そのうち消されるだろう。

で、これはトマソンなのか?
フェンスで囲って残してある点からするとトマソンか・・・。
ということでトマソン2つめ。


さらに北上。
が、特に見つからず、というかもう探してもなかった。
ただのサイクリングだ。

帰りは多摩湖によって帰宅することに。

多摩湖自転車道を経由して帰宅。


今回は結局2つしか見つからなかった。
下調べして徒歩で出直そう。
そういえば自宅近辺にトマソンあったな。